洪水を警戒した避難について

毎年台風の多い時期(9~10月頃)で東京が暴風域に入った場合などは、お迎え場所を幼保園に変えていただく場合があります。

気象庁・国土交通省・多摩市による資料などから、過去に多摩川が氾濫した記録を収集したところ、昭和20年に記録が残ってはいるものの氾濫場所は特定できませんでした。国土交通省京浜河川事務所の見解によると現在の堤防の高さになってからは氾濫は一度もおきていないとの事でした。一方で、過去に多摩川の石原観測所において水防団待機水位(避難注意水位の手前)に達した記録を調べたところ、1~2年おきに1回程度、秋の台風の時期には4mを超える水位が観測されています。

関東が台風の暴風域に入った場合はその水位を超えてくる可能性は非常に高いことが予測されます。つまり今後こども園から幼保園へ避難する可能性がこの台風の時期にはあり得るということをご承知いただき、あらかじめ登園を自粛するか、お迎えを早めるようご調整いただくなど安全への取組みにご協力をお願い致します。