看護師の先生が「グリッターバグ」という、手の汚れが見える特別な機械で手洗いについて教えてくれました。
「人にはいろんな穴があるんだけど、どこに穴があるのか、みんな分かる?」
「口!」「耳!」「鼻!」
「とくに、口や鼻の穴は、手についている目に見えないバイ菌が入ってしまうことが多いんだって。だから、トイレの後。外から帰った後。食べる前。必ず石けんをつけて、正しく手を洗うことが大事なんだよ。」と教えてくれました。
手のどこにバイ菌がついているか、手のイラストにバイ菌マークを貼っていきます。
こどもたちが多く貼ったのが「指先」でした。
「バイ菌が多いのは、爪の中。指の先。指の間。手の甲。手の平。
そして、手首。一つずつ丁寧に洗うことが大事だよ。」
年長さんが、「こうやって、オオカミみたいに爪をたてるんだよ。」と
小さいお友だちにも分かりやすくお見本を見せてくれました。
無色透明な汚れの元を手につけた保育士とタッチや握手をして
借りてきた機械で自分の手を見ると、汚れた部分がピカッ!と白く光っています。
「バイ菌が光ってる!」とビックリ。
教わった正しい手洗いをして、もう一度確認。もう光っていません。
「よかったぁー!ちゃんと汚れ落ちた!」
たった一人の汚れが、タッチや握手で
こんなにもたくさんの人に広がるなんてビックリです。
「先生、みんなの手が汚れちゃったよ!先生もちゃんと石けんつけて、ちゃんと
手洗いするんだよ。チャチャッとじゃなくてね。手首もちゃんとやるんだよ。」
もう、すっかり手洗いマスターです。